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あなたに会うために、

第2章 いつもの日常





ひいおばあちゃんは
私の頭を優しく撫でながら、






「よしよし、怖かったねぇ
1人でこんなところに来ちゃって…」





「神楽にいちゃんと樹ちゃんと、
かくれんぼしてたらここまで来ちゃって
ひーばあちゃんごめんなさい…。」





「謝らなくていいんだよ。
そうかいそうかい。
じゃあ早く戻って、
あの2人を安心させてあげようか。
今頃きっと心配して探し回ってるよ。」






そして、祠の方を向き、
手を合わせて拝むと、

私の手を引いて森の外に連れ出してくれた。









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