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あなたに会うために、

第2章 いつもの日常






(そうだ、あの時ひいおばあちゃんに見つけてもらったんだった…)




ひいおばあちゃんはあの後すぐに
亡くなってしまった。



その後あの祠のことはきれいさっぱり
忘れてしまっていた。






「…まだあるのかな…。」








「え?なに?どうしたの?」






私のひとり言に樹が反応した。






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