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あなたに会うために、

第2章 いつもの日常




神社に続く階段を見上げると、
中ほどのところに神楽らしい後ろ姿が見えた。



「神楽さーん!」



樹が大声で呼ぶと、
その後ろ姿がぱっとこちらを向いて、




「…日菜子と樹か!?久々じゃないか!」



そう言って笑顔で階段を駆け下りてきた。





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