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honey-仕事と恋と・・・

第2章 第1章*マイナス

そのまま車に乗り,聡オススメのお店へと向かった。


着いたそこは,夜景で有名なレストランだった。

「前に心,ここ来たいって言ってたからね」

聡は笑顔で言った。


確かに言ったような記憶はあるけど,まさか覚えててくれてるとは思わなくてびっくりした。





ほんの少しだけ,きゅんっとしちゃったのは,ここだけの話。







料理を食べながら,私は最近のことと,昨日の上條尚のことを話した。


聡的(というか男性目線?)には単なるからかいか,もしくは好意をもたれてるかのどちらかじゃないかって。


「好意ってことはないよー。話したこともなかったんだし。」

「好きの気持ちなんていつ生まれるか分かんないよ?俺だってそうだし。」

最後にボソッと言った一言が気になった。

聡の恋の話って聞いたことないや。


「聡,恋してんの?」

そう聞くと,聡は笑って「内緒」と答えた。



気になったのになぁー。
はぐらかされて終わってしまった。
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