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honey-仕事と恋と・・・

第2章 第1章*マイナス

一旦着替えをした私は,聡との待ち合わせのため玄関脇の駐車場に来た。
もう聡は着いていたみたいで,車の横で笑顔で手を振っていた。

「お待たせ〜!」

普段あまり履きなれないピンヒールを履いたためか,少し駆け寄った時にふらついた。
「おわっ!?」

転ぶ!


って思ったけど,なぜか私は転ばずにいた。



「大丈夫?」

聡が駆け寄って支えてくれていた。

「昔からそそっかしいのは変わらないよねー」と笑いながら体制を直してくれた。






あれ,聡ってこんなに背高かったっけ?
こんなに紳士的だったっけ?



昔の聡とはやっぱり少しは変わっていたことにあまり気づかず,思わず私はドキッとしていた。

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