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月夜に君と待ち合わせ

第3章 ムーンライトサプライズ!

――「?あ…あれは!
貴女が別のレジに並んだから…!間が悪くなって―――…お客様が帰っただけよ!
助けたうちに入らないわよ!」




彼女は、お酒の棚に…手を伸ばし…


ヨロヨロ立ち上がろうとした…




「まったく―――…どうしたんだよ〜…君らしくないなぁ〜」




僕は、彼女の頬を優しく触ろうとした―――…



パっシン――――――…



――「触らないで!

ホントにキモい!キモいんだよ!毎日…毎日…毎日!
誰なの?貴方!ホントに―――…近づかないで!


誰か!誰か―――――!助けて――――――――!」






まったく…彼女と来たら、パニック状態…





これは、変態店長と同じ…ショック療法がいいのか?



僕は、仕方なく――――…


酒の棚から…一升瓶を掴むと…


彼女の頭に…


降り下ろした――――…




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