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夕雲の中学生恋愛日記

第1章 幼馴染み

入学してから、ずっと緊張してようやく話しかけられた。

「夕雲?久しぶり。」

「あ、えっと、お久しぶりです?」

目の前には二年前に小学校を卒業した幼馴染み、智也くんがいた。二年前とは違って背も伸びて前とは違ってた。

「部活。何入るか決めた?」

「はい!バスケ部に入ろうと思ってて…」
「ちゃんとドリブルできんの?」

「できます!」

智也くんは野球部らしい。小学生の時も野球部だった。

「あ、智也くん!俺、野球部に入るからよろしく!」

「祥亘、俺だからいいけどちゃんと敬語使えよ。」

祥亘。私の初恋の人。昔から智也くんと祥亘と私で遊んでた。

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