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どういうことかわからなくて私は芙愛に聞く。

「どういうこと？」

「だから私が、山森の役をやって凪が告白すんの！」

「無理だよ！」


凪はおもいっきり拒否した。その気持ちはわからないでもない。

「じゃあ、夕雲。晶登の役やってよ。私が見本見せるから。」

「私、何もできないよ？」

「いるだけでいいから。」

「うん…。」

そこから、芙愛が告白らしい言葉を言っていった。だけど、途中から何を言ってるのかわからなくなった。芙愛が私にキスをしたから。

きっと、告白してキスしたんだと思う。でも私と凪は驚いた。私は素早く芙愛から離れた。

「あれ？夕雲、顔真っ赤だよ？」

「真っ赤にもなるから！！！！」

「まぁ、でも私ならこれくらいはするよ。」



芙愛の驚きの光景で私の意識は飛びかけた。