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夕雲の中学生恋愛日記

第17章 2つの影

そうして私は祥亘に全てを話した。諒に思いがけず、キスされてしまったこと。そのキスが異様に長くて、途中から舌が入ってきたこと。祥亘は静かに聞いてくれた。


「報告は以上です(笑)」

「まぁ、大体はわかったけど、そっか。話してくれてありがとう。」


そう言うと祥亘は私の頭をクシャッと撫でた。

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