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夕雲の中学生恋愛日記

第18章 プレゼント

それから、ご飯やケーキを食べて久しぶりに二人でゲームをして、片付けもした。祥亘はずっと笑ってた。嘘だったとしても久しぶりにみる祥亘の笑顔は眩しくて私も嬉しくなった。


「もう19時か。はや。」

「祥亘、楽しかった?」

「うん。めちゃくちゃ楽しかった!こういうの久しぶりだったし。ありがとな、夕雲。…さて、明日も学校だし帰るか。」

「あ、祥亘、帰りにほしかったもの言うって言ってたけど…」

「そうだった…。夕雲。………チューしてよ。」

「…はい?」

「いつも俺からだし、今日くらいは夕雲からチューしてくれても…。」

「やだよ。だってチューしたらまだまだ一緒にいたいと思っちゃうもん。」


もう暗いし長々と祥亘をここにいさせられない。


「じゃあ…」

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