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夕雲の中学生恋愛日記

第18章 プレゼント

「じゃあ、家帰ったらすぐ連絡するから。…これでもだめ?」


そう言って少し首を傾げる。私はそのしぐさに弱い。それを祥亘は知っててやってる。


「…わかったよ。じゃ、目閉じてよ。」

「閉じなきゃだめ?」

「閉じなきゃやんない。」

「厳しいなぁ。」


そう言って祥亘屈んで目を閉じる。改めて見るときれいな顔。腹立つくらいに。

ちゅっ


私はそっとチューをした。

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