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夕雲の中学生恋愛日記

第19章 良いところと悪いところ。

朝、目が覚めるともう祥亘は来ていた。ていうか、合鍵持ってるなら待ってる意味ないじゃん。


「今日は何するつもりで来たの?」

「うーん、勉強?今のうちにこつこつためなきゃ受験ヤバイかもよ?」

「はいはい。」


彼女の家に来てすることが勉強ですか。まぁ、いいや。祥亘の言ってることも確かだし。


「今日は俺が夕雲に教えてあげる。」

「え?いきなりどうしたの?」

「いつも智也くんに教えてもらってんじゃん?んで、俺は毎日に近いくらい夕雲に文系の科目は教えてもらってるし、俺は理系得意だから夕雲ぐらいなら教えられるんじゃないかなっておもって。」


嬉しいけどバカにされたみたいでなんかやだ。

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