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陽だまりの空

第2章 彼


「な、なんでもないってば!」

お願いだから早く行って~!!!!

「いいから教えろって」


翼は私の腕をつかみ、まっすぐ私の目を見てくる。

あぁ、イケメンだなあ、、、ってそんなことはどうでもいい!!


「べつに、、、、ってもういくから!」

つかまれた手を振りほどいた。



「あ、おい!」

呼びかける声を無視して足早に校舎へむかった。




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