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陽だまりの空

第2章 彼

「いや、聞く前からわかってたけど」


私が驚いてると桐眞は続ける。


「好きなんだろ?あいつのこと」

一瞬で顔が熱くなり赤くなるのがわかった。

「ぅ、えっ」


そう。小さい頃からずっと、私は翼のことが好きだった。

あんな態度をとってしまうのもそのせい。


「なんで言っちゃうの~!必死に隠してて面白かったのに〜(笑)」

すると、琴莉までそれにのっかり私をみた。

「えっ、、え!?琴莉まで!?」

私はパニックになり2人を交互に見つめる。

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