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中学生

第1章 連休中



挨拶をして、練習が始まる。

今日は、私達800m組は200mインターバルだった。それを4本と2にセットやる。

はじめに2000mのペース走をやってからやる。キロ5のペースで走った。

日が照っていて暑かったから、これだけでたくさんの汗をかいた。

あとインターバルで終わりだ〜!

先生の話を聞いていると400mのインターバルをやる人達は一斉にはしりだすということだったが、200mについては何も言わなかった。

どうすればいいだろう?

シュラちゃんに聞いてみよう

シュラちゃんは友達で、外国人だ。多分…いや、間違いなく私のことが嫌いだが無視してくることはない。


紫「シュラちゃん、うちらって一斉にスタートするのかな?」

シュ「知らない。」


ほら。ばっさり。あって間もない頃は仲良かったのに


シュ「先輩、スタートって一斉ですか?」


それが優しさなのか、自分も気になったのかはわからないけれど、ありがたいよねぇ。


あ「ごめん。わかんないや。」

シュ「先生、スタートって一斉ですか?」

先「一斉でもいいし、個人でもいいよ。同じぐらいの人で集まってやってもいいし。」


〜雑談中〜


先「おーい。そろそろ行けよ〜」

シュ「紫苑行こ?」

紫「うん。」


ふーん。私のこと絶対嫌いなのに私誘うんだ。
いーじゃん。一人で行けば。


シュ「いい?」

紫苑「うん」

シュ「いくよ。よーい」


ピッ


時計の音がなる。


タッタッタッ


1セット目最後の200mを走ろうという時


シュ「いくよ。よーい」


ピッ


シュ「ちょっとまって!」

紫「うぉあっ!」


シュラちゃんが急に止まり、シュラちゃんとぶつかった。


シュ「紫苑やめて」


シュラちゃんが睨んでくる。(ように見えた)

は?あんたが急に止まったからじゃん。
別にうちが悪いわけじゃないのになんで?

気にしないで200mを走った。

走り終わったあと、一応ぶつかっちゃったから


紫「シュラちゃん、ごめんね。さっきは」

シュ「もういいから。」


はぁ!?何その態度!人の目も見ないで!しかも、めんどくさいから言うな的な感じだったぞ!


とりあえず、5分間の休憩に入った。






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