テキストサイズ

中学生

第2章 久しぶりの学校




母「紫苑〜!起きなくていいの〜!!」


!?

お母さんに起こされるなんて、久しぶりだ。
小学生以来じゃないかな。

と、いうことは…

ガシッとタッチをつかむ。

そして、時間をみると…なんと、6:51。大寝坊だ。
急いで支度すれば、ギリギリ間に合うであろう。

こう思い、二階に急いで降りる。

部活がある日は、こんなに急がなくても自転車で行くので大丈夫だが、
今日は再登校だ。自転車では行けない。

しかも、一人で行くのではなく、友達と行くのだ。
遅れたら、迷惑をかけてしまう。

急いでカバンの支度をし、ご飯を食べる。

家を出たのは7:20だった。いつもは7:15にでる。

私は、早歩きで友達との集合場所へ向かう。

その間、私は朝のことを考えていた。

朝、私はあることに気がついた。
漢字をやるのを忘れていたことに気がついたのだ。
私は、まぁ、忘れたって嘘つけばいっかーと思い、そのままでてきた。
でも、よくよく考えると、怒られるだろう。いや、絶対怒られる。

そんなことを考えていると、集合場所についていた。

周りをみると、友達、ゆめの姿がみえない。

もう、行ってしまったのだろうか。私はそんな思いでオロオロしていた。

すると、ひながやってきた。ひなは、ゆめと仲がいい。


紫「ひな、ゆめしらない?」

ひ「ごめん。わかんない。」


どうしようか。とまよっていると、ひなが言った。


ひ「あれ、ゆめじゃない?」


そちらの方を向くと、ゆめがいた。

私とゆめは無事会い、学校へ行った。


漢字は、怒られなかった。やり〜と思った。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ