君だったから。
第5章 私の道はどっち?
そして、拓真の口はだんだんと下にいって、たくさんのキスマークをつけた。
「…や…んっ!」
心と体は別の反応をした。
こんなところでしてはいけないという心。
しかし、感じてしまう体。
止めることはもうできない…
5分ほどしたあと、拓真は急にやめた。
何事かと思った。
そうしたら、声をかけたのは戒だった。
「お前ら、ガン見されてるけど…」
服が乱れたままだったが、少し体を起こすと、目を丸くしたちずの姿があった。
「…アリス…」
私は服をきちんと着直した。
そして、ちずに
「えっ…と…あの…これはっ…」
とごまかした。
でも、この状況ではどうしようもない。
すごい焦った。
カラオケで友達が歌ってる横で、胸をさらけ出しているのだから。
しかし、ちずの返答は私の考えとは真逆だった。
「本当にセフレなんだね!すごい!」
ちずは笑顔でそう言った。
どうも会ってからしばらくしたのに、まだ認めてなかったらしい。
一件落着。
のようにも思えた。
「…や…んっ!」
心と体は別の反応をした。
こんなところでしてはいけないという心。
しかし、感じてしまう体。
止めることはもうできない…
5分ほどしたあと、拓真は急にやめた。
何事かと思った。
そうしたら、声をかけたのは戒だった。
「お前ら、ガン見されてるけど…」
服が乱れたままだったが、少し体を起こすと、目を丸くしたちずの姿があった。
「…アリス…」
私は服をきちんと着直した。
そして、ちずに
「えっ…と…あの…これはっ…」
とごまかした。
でも、この状況ではどうしようもない。
すごい焦った。
カラオケで友達が歌ってる横で、胸をさらけ出しているのだから。
しかし、ちずの返答は私の考えとは真逆だった。
「本当にセフレなんだね!すごい!」
ちずは笑顔でそう言った。
どうも会ってからしばらくしたのに、まだ認めてなかったらしい。
一件落着。
のようにも思えた。