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檻の中の女

第3章 日常





「ん…」


気づくと朝だった。


ぼーっとする頭を振る。



結局、昨日はほとんど眠ることができなかった。

身体が疼いて眠れないことはたまにあるが、

1人でひっそり処理をして今まではしのんでいた。




もし…


昨日のように、

また拘束されることがこれからあったとしたら……



あまり考えたくはない。




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