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檻の中の女

第3章 日常




急に声をかけららてびくっとして振り返ると、
にこにこきた理央とむすっとした那智が立っていた。



そう…

私の席は、おそらく全ての女の子が望むであろう


教室の1番後ろの、水無月兄弟に挟まれる席だった。




「あ、お、おはよう…。

あの、2人とも誕生日おめでとう…。」




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