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檻の中の女

第5章 友情





「ご…ごめんなさい…。」



私はその場に、がくっと膝をついて謝った。



涙が出た。

自分への情けなさに。



身体だけではなく、私は心まで汚れてしまっている。







「ど、どうしてあなたが謝るの!?

謝るくらいなら、お願い!
死なせてよ!
このままここで生きていたって…。」





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