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檻の中の女

第6章 信頼





私は小さかったから
ほとんど覚えてないけど、
たぶん嫌味は言われてたと思う。



でもお母さんは毎日笑顔で、
ほんとうに幸せそうだった。



お父さんとお母さんは、
本当に愛し合ってたんだよ…。




でも…。




でもね、幸せは、



長く続かなかったの…。









ある日、お母さんは、
暴漢に刺されて…殺されたの…。」









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