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ワールドアパート

第2章 僕への頼みごと

「本気で言ってるんですか?」

僕は先生をにらむ様な目で見てしまった

「本気だよ。私は君にこの仕事を頼みたいと思っている。君以外に代わりはいないと思っているよ」

「断ります」僕は即答した

先生は、おやっ?という顔をした
「どうしてだね?悪い話ではないよ。
監視をして欲しい。最低でも月に10万はやろう。
そうだねぇ〜週に4回は彼女の監視をして欲しいね、あっ一回3時間から5時間程度だな」

僕はよくわからなかった。
なぜ監視なのか
僕に頼むのか
そんなに高額なのか

結論は犯罪の片棒を担がされるのではないかということに考えたった。

「金額の問題ではありません」


無意識に手のひらに汗をかいているのを感じた

先生を相手に
こんなに冷や汗が出るのは初めてだった

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