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曖昧☆Bboys

第17章 甘くて切ないドライブ

料理はどれも新鮮でどれも身の引き締まった刺身やら、魚介の料理だった。


こんな贅沢して良いのだろうかと思ってしまうほど満足だった。


そして食事の時は終始、楽しい話でよく笑った。


食事を済ませ、車に戻り、霧人は海沿いの国道を走らせた。


車中はさっきとは全く違い、お互い無口になっていた。


ソウルなムードのある曲だけが私の耳に入る。


なにか話さなくてはと思うのに口が動かない。




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