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曖昧☆Bboys

第17章 甘くて切ないドライブ

「少し車停めて話そうか?」


「うん・・・」


いよいよ気持ちを話す時がくるんだと思うと胃が重くなった。


上手く今の気持ちを伝えることができるのか・・・


それだけに意識がいってしまい緊張は増すばかりだ。


車は夜の海が良く見えるサービスエリアに停車した。


「外出る?」


そう聞かれたけど、私の首は横に動いて座り心地の良いシートに埋もれたまま動こうとはしなかった。





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