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曖昧☆Bboys

第34章 図書館デート

図書館の中は人も疎らで確かに涼しく静かだった。


私達は一番奥の席に座ってみた。


「はあ、涼しい。俺少し寝るわ」


「いきなり来て寝るの?」


「美咲ちゃんなんか読めば?」


勝手な事を言って、直ぐに突っ伏して目を閉じてしまった。


「もうっ勝手なんだから」


仕方なく立ち上がり本棚を眺め始めた。


意外と色んな本がある。


漫画や雑誌まであって少し驚いた。


順番にのんびり見ていると一番奥の本棚の先に窓があり中庭が見えた。



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