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曖昧☆Bboys

第48章 ギャップ

「彰吾のエッチってイマイチ」


「…んぐっ」


思わず口の中のバンズが喉に詰まった。


慌ててコーヒーで流し込む。


「悪かった。昨夜は…俺、酒弱いんだ」


なぜか必死に言い訳してる俺。


しかしやっぱり覚えていたか…。


子供にバカにされた気分で心外だが、よくよく考えたら援交していた玲奈にとってはそうなのかもしれない。


というかそもそもそうなること事態おかしいなことなのだ。


「ご馳走様、シャワー浴びよっと」


食べた皿とグラスをシンクに置き、再びバスルームに消えて行く。


長い手足で優雅に歩く下着姿の玲奈の小尻は確かに魅力的だったけど、心が疼く事はなかった。


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