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曖昧☆Bboys

第56章 母になる強さ

ふと、時計を見ると11時近かった。


こんな時間まで紅林さんがいるのは初めてだなあ。


私は呑気に浮かれてベッドの中で紅林さんの電話が終わるのを待っていた。


「ああ、だから今日は遅くなるって言ったじゃないかっ」


ん?


紅林さんの電話の対応に首を傾げた。


「ああ、わかった。もう直ぐ帰るから」


え.…?どこに帰るの??


電話を切るとなに食わぬ顔をして私のベッドに滑り混んできた。









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