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曖昧☆Bboys

第58章 バレンタインの夜

確かにそうだ。


俺の子だったら今こんなふうにカエとのんびりやってはいなかっただろう。


「分かった、言うよ。
必ず伝えるから、カエは余計な心配するな」


もう一度カエを抱き寄せる。


「うん...


私も霧人の赤ちゃん欲しい...」


カエの本音のつぶやきか嬉しかった。


カエの髪を何度も撫でそこに唇を寄せる。


「ありがとう...ちゃんと考えよう。俺たちの事...」


カエはぎゅうっと俺に抱きついた。


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