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フーセンガム

第20章 行動

(櫻井side)

智につれられ、リビングに向かう。

もっとイチャイチャしたかったんだけどな…。

しょうがないか。
四人で来てるんだから。

相「あ、二人ともおはよう」

階段を降りると、雅紀が茶碗にご飯を盛っていた。

ニ「おはよ。」

少し不機嫌そうに和也は言った。

相「にの、機嫌悪いね。なんかあった?」
ニ「あったもなにも…智くんが空気を全然よまないから」
大「え?僕のせいなの?」
ニ「そうだし!自覚ないのかよ!」

可愛く、ほっぺをふくらませる。

「和也、もういいよ。ね?」
ニ「…翔が言うなら」

二人で、椅子に座る。

相「あれ?いつから名前呼び?」

雅紀がニヤッてしながら聞いてきた。
雅紀の場合は、ニヤッじゃなくてニコッかな。

ニ「別に、雅紀には関係な…」
「昨日からだよ」
ニ「……翔」
相「へ~そうなんだ」
大「じゃ、僕たちは今日から名前呼びね?」

智が、雅紀の正面に体を向けた。

相「いいよ♪智♪」
ニ「あ、話変わるんだけど。」
大「なに?」
ニ「今日、夕方ぐらいまで家空けるから」
相「なんで?」

あっ、さっきいいかけてた…。

ニ「海デートだから♪」

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