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フーセンガム

第20章 行動

(大野side)

二人で、キッチンに立って朝ごはんの支度を始める。

相「大ちゃん、料理上手だね」
「ありがとう♪」

朝は、シンプルにお味噌汁と焼き魚、白米と浅漬けという和風なごはん。

相「なんか俺邪魔じゃない?」
「そんなことないよ。隣にいてくれるだけで、僕はいいんだよ?」

そう言うと相葉くんは、ニコって笑って後ろからゆっくり抱き締めた。

相「今日、ここでイチャイチャしてようか」
「え?キッチンで?」
相「違うよ、この家で」

あっ、そっか。
キッチンでするわけないか。

「でも…」
相「大丈夫。にのは、櫻井先輩と海デートしたいって言ってたから」
「ほんとに?」
相「うん。ほら、二人呼んできなよ。盛りつけはしとくから」

相葉くんに急かされて二人を呼びに行く。

ガチャ!

「ごはん、食べよ!」

密着した二人は、とっさに離れた。

「あ、ごめん。お邪魔だった?」
ニ「うん。」

和也くんの視線がすごい痛かった。

櫻「えっと…ごはん、だっけ?」
「うん。行こう」

二人をつれて、リビングに戻ったのだった。

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