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フーセンガム

第25章 最終日③

(大野side)

相「ふはぁ~」

ことを済ませ、ベッドに沈む。

僕は、ほっぺを膨らませて雅紀を見る。

相「ん?どうした?」
「腰が痛い」

今日の雅紀は、激しかった。

相「あ、ごめんね」

軽く言って笑う。

「嫌だっ、痛いもん。」

プイッとそっぽを向く。

相「ごめん、愛してる」

雅紀の腕にはまる。

「愛してるなんて知ってるし…。」

恥ずかしくて、顔が赤くなる。
その顔を雅紀の胸に擦り付ける。

相「ふふ、お風呂行く?にの達も、お風呂終わったみたいだし」
「一緒に入る?」
相「いいの?」
「だって腰痛いから…一人ではいれな…」

言いかけると、ふわっと身体が浮く。

「へ!?」

状況が呑み込めずにいた。

相「行きましょうか、お姫さま♪」

お姫さま抱っこをされた。

「は~い、王子様♪」

完全に、機嫌がよくなった。

腰が痛くなったって、好きなものは好きなんだもん♪

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