フーセンガム
第27章 文化祭
(櫻井side)
雅紀から、メールがあった。
内容は、和也が着る服の相談だった。
俺は、なんでもいいんだけどな。
可愛ければ。
〔会って、話したいです!〕
会うってことは、服買いに行ったりするのかな?
そんなことを考えると、わくわくしてきた。
大「翔ちゃん!どうだった?」
「ん?いいって」
雅紀への返事を打ちながら言う。
大「翔ちゃんでる?」
「え?出ないよ。てか、出れないよ」
大「え?そうなの?僕、出ようかなって思ってたんだけど」
「智が?」
大「うん。美女の方に」
「ふーん…」
まぁ、智のルックスならだいじょ…。
「美女!?」
大「うん。だって、美男は雅紀が取るんだもん」
本当に、雅紀が好きなんだな。
〔じゃ、放課後お店で待ってます!〕
大「あっ、雅紀」
智が、タタッと足音を立てて雅紀に向かっていった。
相「あ、櫻井先輩」
「おう」
相「そうだ。智」
大「なに?」
相「今日、櫻井先輩とおでかけしてきていい?」
大「え~」
智が、明らかに嫌そうな顔をする。
「いいじゃん。前に、和也のこと貸してあげたんだから」
大「…しょうがないな」
……智は雅紀の前だと女っぽいな。
雅紀から、メールがあった。
内容は、和也が着る服の相談だった。
俺は、なんでもいいんだけどな。
可愛ければ。
〔会って、話したいです!〕
会うってことは、服買いに行ったりするのかな?
そんなことを考えると、わくわくしてきた。
大「翔ちゃん!どうだった?」
「ん?いいって」
雅紀への返事を打ちながら言う。
大「翔ちゃんでる?」
「え?出ないよ。てか、出れないよ」
大「え?そうなの?僕、出ようかなって思ってたんだけど」
「智が?」
大「うん。美女の方に」
「ふーん…」
まぁ、智のルックスならだいじょ…。
「美女!?」
大「うん。だって、美男は雅紀が取るんだもん」
本当に、雅紀が好きなんだな。
〔じゃ、放課後お店で待ってます!〕
大「あっ、雅紀」
智が、タタッと足音を立てて雅紀に向かっていった。
相「あ、櫻井先輩」
「おう」
相「そうだ。智」
大「なに?」
相「今日、櫻井先輩とおでかけしてきていい?」
大「え~」
智が、明らかに嫌そうな顔をする。
「いいじゃん。前に、和也のこと貸してあげたんだから」
大「…しょうがないな」
……智は雅紀の前だと女っぽいな。