フーセンガム
第33章 将来
(二宮side)
文化祭が終わってから翔とは、しばらく会えなかった。
しょうがない。
受験生なんだから。
…にしても。
周りの男子の目の色が変わった。
いつも、見られてる気配がするし気持ち悪い。
相「にの?」
「雅紀」
相「どうした?」
「視線が気持ち悪い。」
冷たくいい放つ。
相「え?」
「いっつも見られてる感じするし、なにより女子の『キャー』って声が耳に響く。嫌だ。耳障り。」
鳥肌が、たつ。
相「そう?」
「雅紀には、わかんないよ。男の気持ち悪い視線が。」
周りの男子を睨み付ける。
翔以外の男子にこんなジロジロ見られて気持ち悪いったらありゃしない。
櫻「和也」
俺を呼ぶ声。
「翔!」
立ち上がり、翔のもとへ走る。
「どうしたの?」
櫻「明日、時間あるかな?」
「うん。…でもいいの?明日休みだし勉強したいんじゃ?」
櫻「俺の実家に来てほしい。」
え?
櫻「だから…泊まりになるけど…いい?」
「う、うん…」
櫻「明日の7時ぐらいに迎えに行く。」
「わかった。」
櫻「じゃ」
ヤバい…。
緊張してきた。
文化祭が終わってから翔とは、しばらく会えなかった。
しょうがない。
受験生なんだから。
…にしても。
周りの男子の目の色が変わった。
いつも、見られてる気配がするし気持ち悪い。
相「にの?」
「雅紀」
相「どうした?」
「視線が気持ち悪い。」
冷たくいい放つ。
相「え?」
「いっつも見られてる感じするし、なにより女子の『キャー』って声が耳に響く。嫌だ。耳障り。」
鳥肌が、たつ。
相「そう?」
「雅紀には、わかんないよ。男の気持ち悪い視線が。」
周りの男子を睨み付ける。
翔以外の男子にこんなジロジロ見られて気持ち悪いったらありゃしない。
櫻「和也」
俺を呼ぶ声。
「翔!」
立ち上がり、翔のもとへ走る。
「どうしたの?」
櫻「明日、時間あるかな?」
「うん。…でもいいの?明日休みだし勉強したいんじゃ?」
櫻「俺の実家に来てほしい。」
え?
櫻「だから…泊まりになるけど…いい?」
「う、うん…」
櫻「明日の7時ぐらいに迎えに行く。」
「わかった。」
櫻「じゃ」
ヤバい…。
緊張してきた。