フーセンガム
第36章 卒業式
(二宮side)
勤さんが亡くなってからしばらく経った。
今日は、卒業式。
「…おはよ」
やっぱり気が重い。
櫻「おはよう」
翔は、無理して笑っていた。
俺が、寂しくならないようにしてるつもりだろうけど…。
俺は、すでに寂しいよ。
櫻「今日、一緒に来てほしい場所がある」
「え?」
櫻「嫌だ?」
「嫌なわけないよ。」
そんな会話をして、教室に戻った。
相「おはよう、にの」
「おはよ」
相「寂しいね」
「うん」
噂で聞いた。
今年の卒業式の卒業生代表は翔らしい。
感動して泣かないようにしないと。
…そう、思ってたのに。
「…ふ、ふぇ」
駄目だった。
泣いた、すっごい泣いた。
櫻「卒業生代表…」
翔と目が合う。
すると、微笑んで言う。
櫻「櫻井翔」
涙が溢れた。
「ふぇ…」
隣に座ってた、雅紀が背中をさすってくれた。
勤さんが亡くなってからしばらく経った。
今日は、卒業式。
「…おはよ」
やっぱり気が重い。
櫻「おはよう」
翔は、無理して笑っていた。
俺が、寂しくならないようにしてるつもりだろうけど…。
俺は、すでに寂しいよ。
櫻「今日、一緒に来てほしい場所がある」
「え?」
櫻「嫌だ?」
「嫌なわけないよ。」
そんな会話をして、教室に戻った。
相「おはよう、にの」
「おはよ」
相「寂しいね」
「うん」
噂で聞いた。
今年の卒業式の卒業生代表は翔らしい。
感動して泣かないようにしないと。
…そう、思ってたのに。
「…ふ、ふぇ」
駄目だった。
泣いた、すっごい泣いた。
櫻「卒業生代表…」
翔と目が合う。
すると、微笑んで言う。
櫻「櫻井翔」
涙が溢れた。
「ふぇ…」
隣に座ってた、雅紀が背中をさすってくれた。