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フーセンガム

第51章 コテージ

(二宮side)

「ついたー!」

車から降りて、伸びをする。

大「うわぁ、海が近いっ」
櫻「そこ、プライベートビーチ」

翔が俺の分の荷物を抱えながら言った。

「プライベートビーチ!?」
大「じゃあ、独り占めできるの?」
櫻「できるよ。プライベートビーチなんだから」
相「これ、運びます?」
櫻「あぁ、お願い」

相変わらず、二人はしっかりしてるなぁ

大「二人とも、しっかりしてるよね」
「うん。俺とは大違い」
大「僕とも(笑)」

目を合わせて笑う。

「去年も、俺達が海見てて」
大「荷物は二人だったね」

二人で去年と同じじゃんって笑った。

櫻「二人とも~!クーラー効いてきたから早く戻ってー!」
「「は~い」」

返事をして、智くんに言う。

「久々に会えて嬉しいよ」
大「僕もだよ」

ふふっとまた笑いあった。

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