フーセンガム
第54章 危険な再会
(二宮side)
「翔」
櫻「なに?」
「さっきの人って、元カノ?」
山中華架って人は、目を輝かせて翔を見ていた。
好きなんだと思った。
櫻「違うよ。」
翔は山中華架との間柄を教えてくれた。
翔と山中華架は、小さい頃に勤さんの仕事で数日ここにいたときに遊んだ友達らしい。
そんな短期間で翔を好きになるなんて…
凄いな…。
まぁ、一目惚れの俺が言えたことじゃないけど。
「ふーん…」
櫻「なんで?」
「翔が嬉しそうに笑ってたから…」
櫻「えっ、嘘」
「本当だよ。だから、嫉妬」
翔の背中を叩く。
櫻「痛くないよ」
「えー」
櫻「和也は、女の子だからね♪」
俺を抱き抱えた。
「えへへ、女の子?」
櫻「そうだよ。可愛い俺の彼女だもん」
嬉しくて、翔の首に巻き付いた。
…ん?
目線を翔のお尻に向けると、ズボンのポケットに1枚の紙が入っていた。
少し紙が開いてて、なかがみえる。
〔電話……090…〕
山中華架だ。
「翔」
櫻「なに?」
「さっきの人って、元カノ?」
山中華架って人は、目を輝かせて翔を見ていた。
好きなんだと思った。
櫻「違うよ。」
翔は山中華架との間柄を教えてくれた。
翔と山中華架は、小さい頃に勤さんの仕事で数日ここにいたときに遊んだ友達らしい。
そんな短期間で翔を好きになるなんて…
凄いな…。
まぁ、一目惚れの俺が言えたことじゃないけど。
「ふーん…」
櫻「なんで?」
「翔が嬉しそうに笑ってたから…」
櫻「えっ、嘘」
「本当だよ。だから、嫉妬」
翔の背中を叩く。
櫻「痛くないよ」
「えー」
櫻「和也は、女の子だからね♪」
俺を抱き抱えた。
「えへへ、女の子?」
櫻「そうだよ。可愛い俺の彼女だもん」
嬉しくて、翔の首に巻き付いた。
…ん?
目線を翔のお尻に向けると、ズボンのポケットに1枚の紙が入っていた。
少し紙が開いてて、なかがみえる。
〔電話……090…〕
山中華架だ。