フーセンガム
第55章 運命
(櫻井side)
家に戻ると、和也が話があると言った。
『話がある』
って言われて怖かった。
別れ話かと思った。
でも、そんな話の流れじゃなかったし…
なんだろう。
部屋に入ると、和也は
「座って」
って言って和也もベッドに腰をかけた。
ニ「ポケットの紙は……」
なんで、知って………。
ニ「華架さんからもらったんだよね?」
どうして……
あっ。
抱き上げた時に見えたのか…。
硬直してる俺に和也は優しく言った。
ニ「怒ってるんじゃないよ。翔は、その紙をもらってどうするのかなって」
『どうする』
そんなこと、考えてなかった。
ニ「翔…教えて?」
和也は、乾いた唇を噛んだ。
『どうもしないよ。電話もしない』
『電話して、話だけでもする』
俺の中には、二つの選択肢が浮かんだ。
どうすれば……。
家に戻ると、和也が話があると言った。
『話がある』
って言われて怖かった。
別れ話かと思った。
でも、そんな話の流れじゃなかったし…
なんだろう。
部屋に入ると、和也は
「座って」
って言って和也もベッドに腰をかけた。
ニ「ポケットの紙は……」
なんで、知って………。
ニ「華架さんからもらったんだよね?」
どうして……
あっ。
抱き上げた時に見えたのか…。
硬直してる俺に和也は優しく言った。
ニ「怒ってるんじゃないよ。翔は、その紙をもらってどうするのかなって」
『どうする』
そんなこと、考えてなかった。
ニ「翔…教えて?」
和也は、乾いた唇を噛んだ。
『どうもしないよ。電話もしない』
『電話して、話だけでもする』
俺の中には、二つの選択肢が浮かんだ。
どうすれば……。