フーセンガム
第55章 運命
(二宮side)
しばらく抱きついていた。
大「翔ちゃーーん!」
階段をかけ上がる音が聞こえたと思うと
部屋のドアが勢いよく開いた。
大「いったぁ…」
勢いあまりすぎて、ドアが跳ね返り智くんの顔面にぶつかる。
櫻「ふっ、どうしたの?」
軽く、はにかみながら言う。
「珍しく取り乱して」
俺は笑いながら言う。
大「釣りに行きたい!」
「「は?」」
翔と言葉が被る。
大「櫻井様!行かせてください!お願いします!」
深々と頭を下げる、智くん。
「いいんじゃない?」
翔を見上げる。
「智くんもあそこまで言ってるし」
翔は、複雑な表情をしていた。
櫻「雅紀には?」
大「…言ったよ。」
いつもみたいなフニャってした笑顔じゃなくて無理して笑っていた。
櫻「雅紀はなんて?」
大「いいって言ってくれた」
櫻「じゃあいいよ」
いっつも、この二人の話にはついていけない。
大「やったー!まーくん、いいって!」
智くんは、階段を下っていった。
櫻「和也」
「ん?」
櫻「智の過去……知りたい?」
智くんの過去は、想像を絶するものだった。
そんな話だと知らずに、
俺は「聞きたい」と頷いてしまった。
しばらく抱きついていた。
大「翔ちゃーーん!」
階段をかけ上がる音が聞こえたと思うと
部屋のドアが勢いよく開いた。
大「いったぁ…」
勢いあまりすぎて、ドアが跳ね返り智くんの顔面にぶつかる。
櫻「ふっ、どうしたの?」
軽く、はにかみながら言う。
「珍しく取り乱して」
俺は笑いながら言う。
大「釣りに行きたい!」
「「は?」」
翔と言葉が被る。
大「櫻井様!行かせてください!お願いします!」
深々と頭を下げる、智くん。
「いいんじゃない?」
翔を見上げる。
「智くんもあそこまで言ってるし」
翔は、複雑な表情をしていた。
櫻「雅紀には?」
大「…言ったよ。」
いつもみたいなフニャってした笑顔じゃなくて無理して笑っていた。
櫻「雅紀はなんて?」
大「いいって言ってくれた」
櫻「じゃあいいよ」
いっつも、この二人の話にはついていけない。
大「やったー!まーくん、いいって!」
智くんは、階段を下っていった。
櫻「和也」
「ん?」
櫻「智の過去……知りたい?」
智くんの過去は、想像を絶するものだった。
そんな話だと知らずに、
俺は「聞きたい」と頷いてしまった。