フーセンガム
第5章 心の内側
(櫻井side)
しばらく見つめあう。
二「あの…その前にちょっとついてきてもらえますか?」
「へ?」
二宮くんが、スタスタと歩いて行く。
「ま、待って」
二宮くんの荷物を持ち、追いかける。
二宮くんが、立ち止まる。
「えぇ?なんで雅紀と智が?」
二「大野先輩ですよね?提案したの」
二宮くんは、黒い笑みを浮かべる。
大「な、なんのこと?」
「俺も、よくわかんないんだけど…」
二人の間に割って入る。
二「はぁ…いいですか?」
二宮くんは、めんどくさそうに説明してくれた。
「え?じゃあずっと見てたの?」
相「はい!」
大「うん!」
笑顔で答える二人。
二「もう…俺、帰ります」
大「駄目だよ」
智が、二宮くんの手を掴む。
二「なんでですか?」
大「デートの途中でしょ?」
「デッ…デート!?」
思わず、口にだしてしまう。
相「え?違うんですか?」
雅紀がビックリしたように答える。
二「バッ、違うよ」
顔を真っ赤にする二宮くん。
大「俺たち帰るから、ごゆっくり~」
智と雅紀は、爽やかな笑顔を残して去って行った。
しばらく見つめあう。
二「あの…その前にちょっとついてきてもらえますか?」
「へ?」
二宮くんが、スタスタと歩いて行く。
「ま、待って」
二宮くんの荷物を持ち、追いかける。
二宮くんが、立ち止まる。
「えぇ?なんで雅紀と智が?」
二「大野先輩ですよね?提案したの」
二宮くんは、黒い笑みを浮かべる。
大「な、なんのこと?」
「俺も、よくわかんないんだけど…」
二人の間に割って入る。
二「はぁ…いいですか?」
二宮くんは、めんどくさそうに説明してくれた。
「え?じゃあずっと見てたの?」
相「はい!」
大「うん!」
笑顔で答える二人。
二「もう…俺、帰ります」
大「駄目だよ」
智が、二宮くんの手を掴む。
二「なんでですか?」
大「デートの途中でしょ?」
「デッ…デート!?」
思わず、口にだしてしまう。
相「え?違うんですか?」
雅紀がビックリしたように答える。
二「バッ、違うよ」
顔を真っ赤にする二宮くん。
大「俺たち帰るから、ごゆっくり~」
智と雅紀は、爽やかな笑顔を残して去って行った。