フーセンガム
第69章 秋の訪れ
(二宮side)
夏休みが終わってしまい、再び日常が戻ってきた。
相「おはよ、にの」
「あ、おはよ」
雅紀と毎日楽しい最後の高校生活を送っている。
相「にのは、大学行くの?」
「行かないよ」
相「だよねー。櫻井先輩、社長だもん」
翔が社長だから大学に行かないわけじゃないよ?
「俺は、翔が安心できる家を守るっていう仕事があるの。翔が社長だから、大学に行かないわけじゃないよ」
雅紀は、『うんうん』と頷いていた。
「……なに?」
相「にのが幸せそうで何よりだよ」
にこって笑う雅紀。
いつもいつも、俺の幸せばっかり考えてて……。
自分の幸せも、ちゃんと考えなよ。
相「にの?」
「ん?」
相「なんか怖い顔してるよ?」
「え?そう?」
頬を両手で包むような感じで顔に触れる。
相「俺は、にのみたいに頭よくないから頑張って大学行くね!」
「大丈夫だよ。頑張って!」
『にのみたいに頭よくない』
は、否定しないよ(笑)
夏休みが終わってしまい、再び日常が戻ってきた。
相「おはよ、にの」
「あ、おはよ」
雅紀と毎日楽しい最後の高校生活を送っている。
相「にのは、大学行くの?」
「行かないよ」
相「だよねー。櫻井先輩、社長だもん」
翔が社長だから大学に行かないわけじゃないよ?
「俺は、翔が安心できる家を守るっていう仕事があるの。翔が社長だから、大学に行かないわけじゃないよ」
雅紀は、『うんうん』と頷いていた。
「……なに?」
相「にのが幸せそうで何よりだよ」
にこって笑う雅紀。
いつもいつも、俺の幸せばっかり考えてて……。
自分の幸せも、ちゃんと考えなよ。
相「にの?」
「ん?」
相「なんか怖い顔してるよ?」
「え?そう?」
頬を両手で包むような感じで顔に触れる。
相「俺は、にのみたいに頭よくないから頑張って大学行くね!」
「大丈夫だよ。頑張って!」
『にのみたいに頭よくない』
は、否定しないよ(笑)