フーセンガム
第72章 お泊まり
(二宮side)
相「…櫻井先輩」
大「え?翔ちゃん?」
なんで…。
大「どうしたの?翔ちゃん」
櫻「和也と…話がしたい」
口調が強くて、怖い。
相「にの、大丈夫?」
体が、震える。
「だい、じょうぶ……っ」
震える体を抑える。
大「翔ちゃん、ちょっと待ってて」
インターフォンを切ると、智くんは俺に話しかけた。
大「和也くん、大丈夫?」
「…うん。帰るね」
相「本当に大丈夫?」
立ち上がって、ふらふらした足取りで靴を履いた。
大「大丈夫だよ。自分を信じて」
「うん」
相「大丈夫、にのなら!」
「ありがとう」
玄関を開けると、翔が立っていた。
「…お邪魔しました」
ドアをガチャンと閉めると、翔が低い声で言った。
櫻「…俺が嫌い?」
「えっ」
櫻「…とりあえず、帰ろう」
「う、うん…」
空耳だったのかな…。
車の中は、嫌な沈黙が流れていて
すごい居心地が悪く感じた。
翔は、どうして俺を迎えにきたの?
電話してたときに、一緒にいた女は誰なの?
聞きたいことはいっぱいあった。
けど、沈黙が邪魔をして聞けなかった。
相「…櫻井先輩」
大「え?翔ちゃん?」
なんで…。
大「どうしたの?翔ちゃん」
櫻「和也と…話がしたい」
口調が強くて、怖い。
相「にの、大丈夫?」
体が、震える。
「だい、じょうぶ……っ」
震える体を抑える。
大「翔ちゃん、ちょっと待ってて」
インターフォンを切ると、智くんは俺に話しかけた。
大「和也くん、大丈夫?」
「…うん。帰るね」
相「本当に大丈夫?」
立ち上がって、ふらふらした足取りで靴を履いた。
大「大丈夫だよ。自分を信じて」
「うん」
相「大丈夫、にのなら!」
「ありがとう」
玄関を開けると、翔が立っていた。
「…お邪魔しました」
ドアをガチャンと閉めると、翔が低い声で言った。
櫻「…俺が嫌い?」
「えっ」
櫻「…とりあえず、帰ろう」
「う、うん…」
空耳だったのかな…。
車の中は、嫌な沈黙が流れていて
すごい居心地が悪く感じた。
翔は、どうして俺を迎えにきたの?
電話してたときに、一緒にいた女は誰なの?
聞きたいことはいっぱいあった。
けど、沈黙が邪魔をして聞けなかった。