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フーセンガム

第72章 お泊まり

(二宮side)

二人を見てると、和む。

大「これは、まーくんがおかしいと思わない?」
相「智がおかしいんだよ」

二人で、口論してるのはお笑い番組について。
投票ができて、どっちに入れるか口論していた。

大「和也くんは?」
「え?俺は…」

実は、選択肢が3つある。
俺は、二人と違う芸人が面白いと思った。

相「にのもおかしいよ!」
「おかしくないよ。人それぞれでしょ」
大「確かに」
「だから、この投票はしないってことでいい?」
相「わかったよっ!」

あれ?
今日、雅紀が大人に見えたはずなのに…

まだ、雅紀のままじゃん。

「ふふっ、ほら結果だよ」

テレビを見つめる。

大「あ!ほら!だから言ったじゃん!」

智くんが言い張ってた芸人が勝った。

相「うるしゃいな!」

雅紀が、智くんのほっぺを掴む。

大「やめてよっ、ましゃき!」
「あははっ、なにしてんの」
相「調子のんなよ、チビ!」
大「うっしゃい!」

こういう愛の形もあるんだな…。

そんな時、インターフォンが鳴った。

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