テキストサイズ

フーセンガム

第79章 素晴らしき世界

(二宮side)

「翔」
櫻「ん?」
「俺ね…翔のこと愛してるよ」

口から、ポロっと落ちた。

櫻「うん」

嬉しそうに翔が返事をした。

「だからね…」

翔の太股に座ったまま、向き合う。

「…ふ、ふつつかものですが、よろしくお願いします」

声が震えてるのが、自分でもわかった。

櫻「うん。ずっと一緒にいる」

ぎゅっと、抱き締められる。

「んっ…しょ、翔の…」

翔のソレが、俺のソレを擦った。

櫻「あ、ごめん。まだしてないから」

「ははっ」
って笑う翔の頭を軽く叩く。

櫻「ごめん、怒っ…」

翔は、「怒った?」って言おうとしたんだと思う。
けど、その口を俺は塞ぐ。

そのまま、翔のソレと俺のソレを片手でまとめて握り、ソレを扱く。

翔のソレと、俺のソレからでる透明な液がくちゅくちゅと卑猥な音をたてる。

「あっ、ダッ…んはぁ、気持ちっい…」
櫻「和也っ…俺…」

翔が耳元で熱い息を吐いて、囁くように言った。

櫻「和也の、口がいい」

その言葉にゾクゾクした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ