フーセンガム
第79章 素晴らしき世界
(二宮side)
…………腰が痛いです。
そして、寒いです。
ことが終わり、二人でベッドに倒れこんでいた。
櫻「はぁ…ねみぃ…」
只今、夜の8時。
外は、漆黒の闇に包まれている。
この闇の中に、純白の雪が降ったらどれ程、綺麗なんだろう。
櫻「どうした?」
急に立ち上がった俺に声をかけた。
「翔は……ほんとに後悔しない?」
口から出たのは、本音。
どうしても、しっかり確認したかった。
櫻「しないよ。2年間、離れて後悔したから…もう、和也を離さない」
翔は、『別れた』という言葉は使わず
『離れた』という言葉を使った。
それが、2年という長い過ちを軽めてくれている気がした。
「俺…男だよ?」
櫻「知ってる」
「世間の当たりは、強いよ?」
櫻「わかってる。でも、和也しか愛せないから」
「女よりも、俺がいいの?」
安心する言葉をかけてくれないと、
俺が沈んでしまう。
俺が一番、影響が大きかったと思う。
だって……
「翔…何を言っても、絶対に離れないからねっ」
櫻「当たり前だろ。」
翔も起き上がって俺を背後から抱き締めた。
「俺、ここでまた暮らしていいの?」
櫻「うん。ここがまた俺らの家だよ」
「ふふっ」
櫻「嬉しいか」
「うん。嬉しいよ」
どちらかといわずに、キスをした。
こんな、幸せになっていいのかな?
でも、翔と出逢えたことに感謝をしないといけない。
神様、翔と逢わせてくれてありがとう。
翔がいれば、俺にとってその空間は
大切な居場所になるから。
…………腰が痛いです。
そして、寒いです。
ことが終わり、二人でベッドに倒れこんでいた。
櫻「はぁ…ねみぃ…」
只今、夜の8時。
外は、漆黒の闇に包まれている。
この闇の中に、純白の雪が降ったらどれ程、綺麗なんだろう。
櫻「どうした?」
急に立ち上がった俺に声をかけた。
「翔は……ほんとに後悔しない?」
口から出たのは、本音。
どうしても、しっかり確認したかった。
櫻「しないよ。2年間、離れて後悔したから…もう、和也を離さない」
翔は、『別れた』という言葉は使わず
『離れた』という言葉を使った。
それが、2年という長い過ちを軽めてくれている気がした。
「俺…男だよ?」
櫻「知ってる」
「世間の当たりは、強いよ?」
櫻「わかってる。でも、和也しか愛せないから」
「女よりも、俺がいいの?」
安心する言葉をかけてくれないと、
俺が沈んでしまう。
俺が一番、影響が大きかったと思う。
だって……
「翔…何を言っても、絶対に離れないからねっ」
櫻「当たり前だろ。」
翔も起き上がって俺を背後から抱き締めた。
「俺、ここでまた暮らしていいの?」
櫻「うん。ここがまた俺らの家だよ」
「ふふっ」
櫻「嬉しいか」
「うん。嬉しいよ」
どちらかといわずに、キスをした。
こんな、幸せになっていいのかな?
でも、翔と出逢えたことに感謝をしないといけない。
神様、翔と逢わせてくれてありがとう。
翔がいれば、俺にとってその空間は
大切な居場所になるから。