フーセンガム
第81章 Christmas
(二宮side)
クリスマスがやってくる。
「さみゅい…」
こたつに潜る。
櫻「こたつは潜るものじゃありません」
最近、翔は家にいてくれる。
「しょーお」
櫻「ん?」
「もう、クリスマスだね」
櫻「あー、そうだね」
翔は、コーヒーを一口飲んだ。
「…出掛ける?」
櫻「え?」
「ほら、クリスマスだからさ…」
櫻「ごめん」
「え?」
急に謝られた。
櫻「クリスマス…大きい仕事あって…」
「…そっか…」
櫻「ごめん」
大きい仕事か…。
「しょうがないよ」
櫻「ほんとにごめん」
「ううん。クリスマスは一緒にいれなくても今、一緒にいられればいいよ」
この言葉は、嘘でもあり本当でもある。
櫻「和也」
「なに?」
櫻「ちょっと外でない?」
「え?」
櫻「たまにはいいだろ?」
俺は、頷いた。
櫻「じゃ久しぶりにゲーセン行こうか」
「うんっ」
素早くコートを手にとると、翔にその手を止められる。
「え?」
櫻「着せたげる」
「えっ、いいよ…」
櫻「お願い」
翔にまっすぐ見つめられる。
「わ、わかったよ」
コートを着せられると、後ろから抱き締められた。
「しょ、翔?どうしたの?」
櫻「ん?なんかぎゅってしたくなった」
「えー?」
櫻「ふふっ」
「でも嬉しいからいいよ」
翔の手の上に自分の手を重ねた。
櫻「じゃあ、もう少し」
このまま、翔の温もりに触れていたい。
クリスマスがやってくる。
「さみゅい…」
こたつに潜る。
櫻「こたつは潜るものじゃありません」
最近、翔は家にいてくれる。
「しょーお」
櫻「ん?」
「もう、クリスマスだね」
櫻「あー、そうだね」
翔は、コーヒーを一口飲んだ。
「…出掛ける?」
櫻「え?」
「ほら、クリスマスだからさ…」
櫻「ごめん」
「え?」
急に謝られた。
櫻「クリスマス…大きい仕事あって…」
「…そっか…」
櫻「ごめん」
大きい仕事か…。
「しょうがないよ」
櫻「ほんとにごめん」
「ううん。クリスマスは一緒にいれなくても今、一緒にいられればいいよ」
この言葉は、嘘でもあり本当でもある。
櫻「和也」
「なに?」
櫻「ちょっと外でない?」
「え?」
櫻「たまにはいいだろ?」
俺は、頷いた。
櫻「じゃ久しぶりにゲーセン行こうか」
「うんっ」
素早くコートを手にとると、翔にその手を止められる。
「え?」
櫻「着せたげる」
「えっ、いいよ…」
櫻「お願い」
翔にまっすぐ見つめられる。
「わ、わかったよ」
コートを着せられると、後ろから抱き締められた。
「しょ、翔?どうしたの?」
櫻「ん?なんかぎゅってしたくなった」
「えー?」
櫻「ふふっ」
「でも嬉しいからいいよ」
翔の手の上に自分の手を重ねた。
櫻「じゃあ、もう少し」
このまま、翔の温もりに触れていたい。