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フーセンガム

第82章 媚薬

(櫻井side)

なんだ、この状態。

和也が、俺に抱きついたまま離れてくれない。

ニ「しゅき、しゅき~♪」

俺の肩の上に、顎をのせて俺の頭に自分の頭を擦り付けてる。

ニ「しょおしゃん」
「ん?」
ニ「僕…もう我慢できにゃい…」

和也が、ゴソゴソと動き始めた。

「ん?どうしたの?」

しばらくすると、俺のズボンに手がかかった。

ニ「しょおしゃん、いい?」

上目遣いで見つめられた。
もちろん、断るはずもなく…。

「いいよ」
ニ「にゃん♪」

完全に、媚薬に呑み込まれてるな。
まぁ、可愛いから全然いいんだけど。

そんなことを考えていたら、知らぬ間にズボンとパンツが脱がされていて、
俺のソレを和也が握っていた。

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