フーセンガム
第17章 夏休み
(櫻井side)
「おはよー」
ニ「おはよう、翔さん」
かずと手を繋ぎながら、教室に向かう。
「あのさ…夏休みじゃん」
ニ「うん」
明日から夏休みが始まる。
よって今日は、終業式。
「旅行…行く?」
ニ「行きたいっ!」
かずが満面の笑顔を浮かべる。
そしてすぐ、暗い表情をする。
ニ「でも…お金ない…」
「大丈夫。伯父さんの家の別荘借りるから。電車賃ぐらいしか要らないよ」
ニ「ほんと?」
「うん、だから行こう?」
かずはニコニコして頷いた。
大「僕たちも行くー」
後ろを振り向くと智がいた。
相「大ちゃん、駄目だよ」
ニ「そうだよ、雅紀が正しい!」
大「いいじゃん、別荘おっきいし。広いし。近いし。」
なんか理由になってない気が…。
「まぁ…部屋は足りるけど…」
ニ「え?四人で行くの?」
俺としても二人で行きたい。
けど、断っても智は来ると思う…。
ニ「…しょうがないな。いいよ?俺は四人でも大丈夫」
かずが俺の心を読むように言った。
「ありがと、かず」
ニ「ううん、その代わり…」
後ろで、喜んでる二人をチラッとみて耳打ちをされる。
ニ「二人がいないときに、たくさん愛してね?」
「えっ」
ニ「くふふ」
恥ずかしそうに笑う。
「う、うん。わかった」
ヤバい、楽しみすぎる。
「おはよー」
ニ「おはよう、翔さん」
かずと手を繋ぎながら、教室に向かう。
「あのさ…夏休みじゃん」
ニ「うん」
明日から夏休みが始まる。
よって今日は、終業式。
「旅行…行く?」
ニ「行きたいっ!」
かずが満面の笑顔を浮かべる。
そしてすぐ、暗い表情をする。
ニ「でも…お金ない…」
「大丈夫。伯父さんの家の別荘借りるから。電車賃ぐらいしか要らないよ」
ニ「ほんと?」
「うん、だから行こう?」
かずはニコニコして頷いた。
大「僕たちも行くー」
後ろを振り向くと智がいた。
相「大ちゃん、駄目だよ」
ニ「そうだよ、雅紀が正しい!」
大「いいじゃん、別荘おっきいし。広いし。近いし。」
なんか理由になってない気が…。
「まぁ…部屋は足りるけど…」
ニ「え?四人で行くの?」
俺としても二人で行きたい。
けど、断っても智は来ると思う…。
ニ「…しょうがないな。いいよ?俺は四人でも大丈夫」
かずが俺の心を読むように言った。
「ありがと、かず」
ニ「ううん、その代わり…」
後ろで、喜んでる二人をチラッとみて耳打ちをされる。
ニ「二人がいないときに、たくさん愛してね?」
「えっ」
ニ「くふふ」
恥ずかしそうに笑う。
「う、うん。わかった」
ヤバい、楽しみすぎる。