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フーセンガム

第19章 お風呂

(櫻井side)

ニ「んぁっ、はぁ…」

かずが、あまりにも甘い声で鳴くから俺もそろそろヤバかった。

「かずっ、服脱ごうか」
ニ「うぅ~ん、やだっ」

可愛く首を横に振った。

「えっ、なんで?」
ニ「とまんなくなっちゃ…」
大「お風呂まだ?」

扉の向こうから智の影。
二人で目を合わす。

大「あ、そういえば和也くん見た?」

かずが、一緒にいることには気づいてないみたい。

「みてなっ…」

かずが、ニヤッて笑いながら首筋にキスを落とした。

大「ん?どうした?」
「なんでも、ない…。かずっみてないよ」
大「そっか、お風呂僕も入りたいから早く上がってね」

そう言い残して行った。

「かずっ!」
ニ「くふふ、翔さん智くんいるのにエロい声だして…」
「和也」
ニ「えっ」
「和也、駄目でしょ?」

急に名前で呼ばれて、照れてる。

ニ「うん、翔…」
「えっ?」
ニ「わかった、しょ、翔」

照れながらも俺の名前を呼ぶ和也を抱き締めた。

「和也♪」
ニ「翔♪」

もう、可愛いな!

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