
ミラクル☆カレシ
第2章 大当たり!?
感動に浸ってる場合じゃなかった!!
気がついたら既にもう家の前みたいだし。
・・あれ?
エレベーター降りてすぐなのか・・。
逃げやすいな、これは。
家事とか事件とかに巻き込まれても生存できる確率が高いよ、この家の位置。
「さ、どうぞ。」
「お、お邪魔します。」
「どうぞ。あ、そうだ、お風呂は入ってすぐの右側の部屋だよ。」
「あ、うん。」
「タオルは、脱衣所にあるの適当につかってね」
「うん」
・・なんだろう、なんか違う。
地味で冴えないアイツになにか違和感と言うか・・なんだろうこのざわめき。
「お兄ちゃああああん」
「どぅっふ!!・・いてて・・タックルするなよー・・」
「また前髪下ろしてるー。お母さんにおーこらーれるー!あはは!」
「あ、こら!まて!メガネ返せ!!」
「やーだー!きゃはは!」
・・・おかしいな、私の見間違いでないのなら・・アイツがイケメン・・それも隠れイケメンってやつになっちゃうんだけど・・。
なんだあいつ、すごく整った顔してる・・。
「まぁいいや・・お風呂かりよ・・」
お風呂に入ると、すぐにお湯が出た。
どうやら外でもガスがつけられるようになっているらしい。
「あっつ・・!」
熱いわけではなかったけど、ふいに出てしまった。
単に痛かっただけなんだけど・・。
「いてて・・あのボールどんだけ固かったんだよ・・もおお・・いったいい・・」
傷でもあるのか、お湯がしみる。
シャンプーしても大丈夫なんだろうか、気になるけど、洗わないと匂いは取れない。
ヒィヒィいいながら痛みに耐えて、ようやく洗い終えてからタオルで体についた水滴を拭き取った。
「制服になるしかないよねぇ・・」
制服に着替えて脱衣所を出ると、目をキラキラさせた幼い男女が座り込んで目の前にちんまりとしている。
「「・・・お姉ちゃん!!いらっしゃい!!」」
「え・・?」
「ああ、ごめんね。いらっしゃいを言うって聞かなくて。」
「あ・・いえいえ・・。お風呂ありがと、助かった・・・わって・・えええ?!」
「ん?」
何だコイツ誰だコイツ!!
「どちら様!?」
「ええ、俺だよ・・。えあ・・。」
「ええええ!嘘だ!!!だってもっと地味で・・しかも自分のこと僕って!」
「キャラ変えてるの。」
気がついたら既にもう家の前みたいだし。
・・あれ?
エレベーター降りてすぐなのか・・。
逃げやすいな、これは。
家事とか事件とかに巻き込まれても生存できる確率が高いよ、この家の位置。
「さ、どうぞ。」
「お、お邪魔します。」
「どうぞ。あ、そうだ、お風呂は入ってすぐの右側の部屋だよ。」
「あ、うん。」
「タオルは、脱衣所にあるの適当につかってね」
「うん」
・・なんだろう、なんか違う。
地味で冴えないアイツになにか違和感と言うか・・なんだろうこのざわめき。
「お兄ちゃああああん」
「どぅっふ!!・・いてて・・タックルするなよー・・」
「また前髪下ろしてるー。お母さんにおーこらーれるー!あはは!」
「あ、こら!まて!メガネ返せ!!」
「やーだー!きゃはは!」
・・・おかしいな、私の見間違いでないのなら・・アイツがイケメン・・それも隠れイケメンってやつになっちゃうんだけど・・。
なんだあいつ、すごく整った顔してる・・。
「まぁいいや・・お風呂かりよ・・」
お風呂に入ると、すぐにお湯が出た。
どうやら外でもガスがつけられるようになっているらしい。
「あっつ・・!」
熱いわけではなかったけど、ふいに出てしまった。
単に痛かっただけなんだけど・・。
「いてて・・あのボールどんだけ固かったんだよ・・もおお・・いったいい・・」
傷でもあるのか、お湯がしみる。
シャンプーしても大丈夫なんだろうか、気になるけど、洗わないと匂いは取れない。
ヒィヒィいいながら痛みに耐えて、ようやく洗い終えてからタオルで体についた水滴を拭き取った。
「制服になるしかないよねぇ・・」
制服に着替えて脱衣所を出ると、目をキラキラさせた幼い男女が座り込んで目の前にちんまりとしている。
「「・・・お姉ちゃん!!いらっしゃい!!」」
「え・・?」
「ああ、ごめんね。いらっしゃいを言うって聞かなくて。」
「あ・・いえいえ・・。お風呂ありがと、助かった・・・わって・・えええ?!」
「ん?」
何だコイツ誰だコイツ!!
「どちら様!?」
「ええ、俺だよ・・。えあ・・。」
「ええええ!嘘だ!!!だってもっと地味で・・しかも自分のこと僕って!」
「キャラ変えてるの。」
