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溺愛禁止。

第15章 彼の音

しばらく泣きじゃくった後


いつの間にか眠ってしまっていた…。





寒い…


頭が痛い…


今何時なんだろう?


時計を見ると夜中の3時を回っていた。


蓮君も帰って来てる時間だな…。



喉、カラカラだし

とりあえず水飲も…



そう思って起き上がった時、クラッと目眩がした感じがあったけれど


疲れがたまってるのかな…と
さほど気にせず立ち上がった時だった。


あ、倒れる…


そう思って咄嗟にサイドテーブルに手をつくと


勢いで置いてあった写真立てを落としてしまい
ガシャン、と派手に音を立てて割ってしまった。



うわ…。


やっちゃった…。




身体…怠いけど、片付けなきゃ…。



そう思っていると---

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